私は会社員だったころ、電話対応がとても苦手でした。
電話対応がつらすぎて、もう会社を辞めたい…しんどい…
電話対応ができないなんて、甘えだ!という方も多くいます。
でも、私は「電話対応が苦手」は、大きな退職理由の一つになると思うのです。
実際に電話対応が苦痛で退職した私が、電話対応が苦手なら辞めてもいいと考える理由を解説します。
「電話対応が苦手なんて理由で会社を辞めていいのかな」と悩んでいる人の参考になればうれしいです。
フリーランスで電話が苦手な方へ
フリーランスで電話が苦手・断りたいと悩んでいる方はこちらの記事も参考にしてみてください。

電話対応が苦手なら退職していい理由 3つ

退職する時は誰でも必ずなんらかの理由があります。
「電話が苦手」ということが、十分な退職理由になる理由はこちらの3つです。
- 人には得意不得意があるから
- 苦手な人にとっては大きな苦痛になることだから
- 心身の健康の方が大事だから
①人には得意不得意があるから
誰にでも、得意・不得意があります。
運動が苦手なのに、野球選手になる人はいませんよね。
動物が苦手なのに獣医師になる人も、重度のそばアレルギーなのにそば職人になろうとする人もいないでしょう。
苦手だからやらない・できない、というのは真っ当な理由なのだから、電話対応が苦手だから辞めたいというのも理由になるはずです。
②苦手な人にとっては大きな苦痛になるから
電話対応は誰でもできる簡単な仕事と思われがちです。
そのため「できないなんて理由にならない」と思われてしまうのもしかたないのかもしれません。
高所恐怖症・先端恐怖症・異性恐怖症など、世の中には様々な恐怖症があります。
最近では歌手の優里さんが公表した「広場恐怖症」というものも話題になりました。
「恐怖症」とは、通常であればたいして恐れる必要のない、ある特定の対象や状況、場面に対して、激しい恐れが生じ、避けてしまうことを言います。
(引用:恐怖症|メンタルクリニックいたばし)
実は「電話恐怖症」というものもあるのです。
私は先端恐怖症ではないので、とがったものの先端を見ても何も感じませんが、先端恐怖症の人にとっては大きな苦痛や恐怖の対象でしかありません。
同じように、電話恐怖症ではない方にとっては、電話は怖くもなんともないもの。
そのため、「電話が怖いなんておかしい」と思われてしまうのも仕方がありません。
それでも、苦手な人にとっては大きな苦痛の対象なのです。
できる人が多いからこそ、苦手な理由が理解してもらいづらいですよね…。
たぶん、このつらさは電話が苦手な人にしかわからないのだと思います。
③心身の健康の方が大事だから
苦手なものや苦痛を感じるものを無理して続けると、ストレスがたまります。
「ストレスは万病のもと」ともいわれるように、我慢をし続けると身体をこわしてしまう可能性があります。
仕事をするために生まれてきたわけではないですので、なによりも身体の健康を優先しましょう。
私は我慢をしすぎて、結果的に身体をこわしてしまい、退職することを選びました。
体調不良だった時は本当に毎日がつらくて、ふと気を抜いたらこの世にさよならしたいと考えてしまうほど心も疲れてしまっていました。
身体をこわしてまで今の仕事を頑張る必要はありません。
なぜ電話が苦手に感じるのか
社会人の基本ともいわれる電話対応。
新人にまずやらせる仕事のひとつでもあるので、誰でも簡単にできる仕事と考えられているのでしょう。
では、なぜ電話が苦手な私たちにとってはこんなにもつらい仕事に感じるのでしょうか?
うまく話さないといけないというプレッシャー
「変な言葉遣いをしてないかな」
「おかしなことを言ってないかな」
「嚙んだら恥ずかしいな…」
新人のうちは「まだあいつは新人だから」と許されることでも、年数を重ねた社会人だとそうもいきません。
まだ電話対応もできないの…?
と怒られる恐怖から、余計に失敗を恐れるようになってしまいます。
聞き取れなかったらどうしようという不安
電話は音声でのコミュニケーション。相手が何を言っているのかをしっかり聞き取る必要があります。
私は、特に相手の会社名を聞き取るのが苦手でした。
常連さんなど、聞きなじみのある社名ならある程度わかりますが、初めてのお客さんからの電話の時はドキドキでした。
特にアルファベットやカタカナの社名は呪文のように聞こえて、会社名を理解するだけで一苦労…。
何度も聞きなおすのも相手に失礼になりますし、なんとかして聞き取らなければ!という気持ちが余計にプレッシャーになってしまいます。
いつ来るのかわからない恐怖
苦手なものが、いつ飛び出してくるのかわからない状況は、誰だって怖いですよね…。
ずっとおばけにおびえながら、お化け屋敷の中にいるようなもんですから…。
電話が苦手な人にとっては、いつなるのかわからない電話の着信音はかなりの恐怖です。。
何時に電話が鳴る、とわかっていれば心の準備ができますが、いつ鳴るのか、どこからかかってくるのかもわかりません。
私は「電話が鳴るのが怖いな」と考えすぎて、着信音にいちいちびっくりするようになってしまいました…。
着信音におびえすぎて、家電量販店のデモ機の音ですら心臓がバクバクするようになりました。笑
求められる「臨機応変」のスキル
電話対応では、臨機応変な対応が必要になります。
どのような対応をするべきかを瞬時に考えて、それを相手に伝えなければなりません。
・自分で対応できないときは、誰に変わってもらうべきなのか
・後からこちらからかけ直すべきか
・自分で対応してしまって問題ない案件なのか
色々なことをその場で考えて、最適な行動をとることが求められます。
電話が苦手な私たちの強い味方「保留ボタン」。でも、長い時間待たせるわけにもいけませんよね…。
早く対応しなければいけないということが大きなプレッシャーになります。
実は、電話が苦手な人は増えてきている
若い年代を中心に、「電話が苦手」と感じている人が多いようです。
理由としては、現代ではLINEやメッセージでの連絡が当たり前になっていること。
電話をする場合でも、「●時に電話してもいい?」と前もってLINEで確認をとる人が多いでしょう。
そのため、見知らぬ相手から突然電話がくることは日常的なことではありません。
スマホが普及する前は、電話がいちばん手軽な連絡手段でした。
電話がメインの世代からすれば、電話はいちばん手軽で簡単なものなのです。
スマホ世代にとってのLINEのように。
だから、今の年配の方たちは「電話対応が苦手なんて意味がわからない」と思う方も多いのでしょう…。電話が主流だったのですから納得ですね。
私の両親は50代ですが、電話で連絡が来ることが多いです。
LINEは文字を打つのが面倒なんだとか。
辞めるときに考えるべきこと
ここまで、電話が苦手ということは退職する理由になるということを解説してきました。
「つらいから、退職しようかな」と気持ちが固まってきた人も、一度次のことを考えたうえで退職することをおすすめします。
考え方次第では苦手意識が薄れたり、気持ちが軽くなったりする場合もありますよ。
(ただし、無理はしないようにしましょうね!)
苦手なんだからしょうがない!と割り切る
電話対応が苦手と思いながらも仕事をしている人は、意外と世の中にたくさんいます。
聞き取れなくて上司に怒られても「すみません、苦手なもので…(てへぺろ☆)」と「電話が苦手な自分」を受け入れてしまうのも一つの方法です。
なかなか自分を変えるのは難しいことではありますが
- 苦手だからうまくできなくてもしょうがない!
- みんな苦手だと思いながらもやってるんだろうな~
- 苦手なのに頑張ってる自分すごくえらい!
考え方を少し変えるだけで、ずいぶんと気持ちが楽になることもあります。
過去の電話の聞き間違いを、失敗エピソードとして話のネタにしている先輩もいました(笑)
克服の努力をしてみる
電話対応のどの部分が苦手なのかがわかれば、すこし対策もできます。
私も、苦手ながらもなんとか克服しようとして取り入れていた方法を紹介します。
「●●さんいますか」という電話
・いる場合→「はい、少々おまちくださいませ」
・不在の場合→「ただいま外出しておりますので、戻り次第折り返すように伝えましょうか?お電話番号をお願いいたします。」
というように「こういう言葉が来たらこれを読む」という感じで台本を作っていました。
話す、ではなく読むという意識で電話を受けることで、電話対応のハードルを少し下げることができました。
会社にかかってくる電話の内容はだいたい限られてくるので、台本をたくさん作っておけば安心です。
どうしても、すぐに答えなきゃ!対応しなきゃ!と焦ってしまいます。
パッと言葉が出ないときは「確認いたしますので少々お待ちくださいませ」からの「保留ボタン」のコンボを多用していました。
一呼吸おくと緊張を少しやわらげられます。
転職先に「電話対応のない仕事」を選ぶ
それでも電話対応が怖くて、ストレスが大きすぎるという場合は、「電話対応のない仕事」に転職するのもおすすめです。
私は、在職中に風邪で声が出なくなってしまい「今日は電話は出なくていいよ」という日がありました。
電話に出なくていいというだけで、「天国のようだ…」と思ったのを覚えています…笑
電話対応が苦手すぎる…という場合は、思い切って電話対応のない仕事を選んでみるのも良いでしょう。
- 仕訳作業や入力作業がメインの事務職
- 工場や倉庫作業員
- 清掃や調理など、特別作業がメインの仕事
最近では「電話対応なし」「電話対応少なめ」といった記載をしている事務職もあります。
転職サイトで検索する際はそういった条件を入れてみるのも良いでしょう。

言い出しづらければ、退職代行も考えてみる
上の年代の人には、電話が苦手という理由はなかなか受け入れてもらえないかもしれません。
退職したいことを言い出しづらい場合は、退職代行サービスをつかってみるのもおすすめです。
最近では認知度も広がってきており、退職代行を使って退職する人も増えてきています。
マイナビの調査によると「上半期(2024年1月~6月)に退職代行サービスを利用して退職した人がいた企業は23.2%」とのこと。
(マイナビキャリアリサーチより引用)
突然音信不通になったり、問題を起こして退職される方が会社にとっては迷惑ですからね…。
おすすめの退職代行サービス
さまざまな退職代行サービスが増えてきていますが、中には法的にNGな業者だったり、詐欺だったりする業者もあるので注意が必要です。
退職サービスを選ぶ際は以下のポイントに注意をしてください。
- 弁護士か法適合の合同労働組合が運営していること
- 金額がわかりやすいこと
- 実績や口コミの良いサービスを選ぶ
おすすめ①|退職代行ガーディアン

画像引用:退職代行ガーディアン 公式サイト
運営元 | 合同労働組合 |
費用 | 24,800円 |
Google口コミ | 5.0 ★★★★★(100件) |
※2025年1月時点の情報
25年以上のノウハウを持った合同労働組合が運営しているので安心です。
費用が一律24800円と安く、追加費用が一切かからないと明記してある点もおすすめポイント。
即日対応、LINEで相談可能など、スムーズに連絡をとれることも退職前の心が弱っているときには本当にありがたいですね。
おすすめ②|弁護士法人ガイアの退職代行サービス

画像引用:弁護士法人ガイア総合法律事務所 公式サイト
運営元 | 弁護士法人ガイア総合法律事務所 |
費用 | 55,000円 |
Google口コミ | 4.3 ★★★★☆(8件) |
※2025年1月時点の情報
弁護士さんが退職代行をしてくれるので、さまざまな交渉なども安心して依頼できます。
退職成功率は100%というところも安心ポイントです。
まとめ
- 「電話対応が苦手」は退職理由になる
- 苦手だということを受け入れたり、台本を作ったり気持ちを楽にする対策も有効
- 電話対応のない仕事への転職もおすすめ
電話対応が苦手というのは、まだまだ「甘え」と言われてしまうことも多いですが、どうしても人には向き不向きがあります。
仕事中の電話対応が怖い!という気持ちは、きっと同じように苦手意識のある人にしかわからないでしょう。
ですが、苦手なことを無理して続けて身体をこわしてしまっては元も子もありません。
自分の得意を生かせる仕事ができると良いですね。
電話対応怖い仲間のみなさん、毎日よく頑張っています!
メッセージでの連絡が主流になる時代が早くくるといいなぁなんて思っています。笑