家ではデスクトップ、外出先ではノートパソコン、というように複数のパソコンを使っている方も多いでしょう。
例えば、家のデスクトップPCで作業していた「何らかのデータ」を、出張先でノートPCから編集したい!ということはないでしょうか?
USBなどに入れて共有するのがいちばんシンプルですが、毎回毎回USBを抜き差しして保存していられないですし、いつ何のデータが必要になるかわからないのであまり実用的ではありません。
私も実際に2つのパソコンで同じデータを使いたいということがあり、どんな方法があるのかを調べました。
システムエンジニアの知り合いにアドバイスをもらいながら、最適な方法へたどり着いたので共有したいと思います。
- 複数のパソコンで同じデータを編集したい
- どのパソコンからでも常に最新の状態のデータにアクセスしたい
- 外出先からでも家のPCの中に入っているデータを使いたい
2台のパソコン間でデータを共有したい!
まず初めに、今回どんなふうにデータ共有をしたいのかの条件について。
私はフリーランスなので、自宅での作業が多いです。家で作業をするときはデスクトップパソコンを使っています。
データはデスクトップPC内のドライブに直接保存していました。
フリーランスになって少し経った頃、デスクトップPCが壊れてしまったときや、外出先(実家への帰省や旅行など)で作業が必要になったときのために、サブ機としてノートパソコンを1台購入しました。
よーし!これでどこでも仕事ができるぞ!
と思ったのですが、ノートパソコンにはなんのデータも入っていません。当たり前ですが笑
私が2台のパソコンでやりたかったことを図にすると、こんな感じです。

データを共有する方法
案①:ネットワーク共有を使う
Windowsに標準搭載されているファイル共有機能を使う方法です。

同じネットワーク(wi-fiなど)に接続していることが条件なので、外出先でノートパソコンを使いたい場合はあてはまらず却下となりました。
自宅のリビングでメインのパソコン、寝室でノートパソコンを使うというように、2台のパソコンを同じネットワーク内で使用する場合はこの方法でも共有できます。
案②:外付けハードディスクにデータを入れて持ち運ぶ
USBメモリなどにデータを入れて、ノートPCでデータを開く方法です。

- シンプルでわかりやすい
- 紛失やUSBメモリが故障したら開けないという危険
- データ更新した時に、元のデータ(デスクトップ内)は更新されない
- どれが新しいデータなのかがわからなくなる
- 何度も抜き差しが必要
- USBメモリを持ち出すのを忘れそう
ある特定のデータをいくつか持ち出す場合は便利ですが、私の場合は外でどのデータが必要になるかがわからないので、この方法は使えなさそうでした。
すべてのデータを外付けハードディスクに保存して、いつでも持ち出せるようにして置けば実現できますが、かなり容量の大きいものが必要になるので現実的ではありません。
(あと単純に持ち運ぶのを忘れそう)
一番致命的だったのは「どれが新しいデータなのかがわからなくなる」ということです。
デスクトップからUSBメモリに「12月28日の仕事」というデータを入れたとしましょう。
それをノートPCで読み込んで編集し、そのままUSBメモリに上書き保存します。
↓
帰宅後、デスクトップPC内にある「12月28日の仕事」というデータを開いても、編集する前のデータです。
↓
USBメモリから編集後の「12月28日の仕事」データを読み込んで、デスクトップ内のデータを更新する必要があります。
…なんかものすごく手間…笑
デザインの仕事は修正も多いので、最新のデータがどれなのかわからなくなるのは本当に致命的でした。
データをサブ機に移動させることが目的なら、一番簡単なやり方だけど「共有したい」となるとちょっと違うかもね…
案③:NASを導入する
NAS(Network Attached Storage)という、データの保存や共有に特化したハードディスクです。
ネットワーク上でファイル管理をする案①の「ネットワーク共有」と同じ仕組みですが、NASの場合は外出先からでもアクセスできるという点が異なります。

- 外出先からでもアクセスできる
- デスクトップからでも、ノートPCからでも常に最新のデータにアクセスできる
- USBメモリなどよりも容量が大きい
- 導入費用がちょっとお高い…
私がやりたかったのはまさにこれでした!
ただ、本体を買ったりといった初期費用がかかるのがデメリットでした。
容量にもよりますが、安いもので3万円前後。
仕事で使うとなると、それなりの耐久性や容量も考慮しないといけないので、もっと高いものが必要になるでしょう…。
当時フリーランス駆け出しだった私にはちょっと高価なものだったので導入は断念しました。
NASはバックアップできたり、後から容量を増やしたりもできてデータ管理に関していうと一番おすすめなんだけど、結構費用がかかるんだよねぇ…。
案④:オンラインストレージを使う
結果から言うと、採用したのはこちらの案です。
インターネット上の「クラウドストレージ」にデータを保存する方法。
有名なものだと「OneDrive」や「iCliud」、「Googleドライブ」があります。

- 外出先からでもアクセスできる
- デスクトップからでも、ノートPCからでも常に最新のデータにアクセスできる
- データがクラウド上にあるので、紛失や故障の心配がない
- 容量が足りなくなったら買い足せる
- サブスク型が多く、毎月費用がかかる
たくさんのオンラインストレージがありますが、私はGoogleの機能を使うことが多いので「Googleドライブ」を使用することにしました。
Googleドライブはデスクトップ版というものもあり、ブラウザでドライブを開かなくてもエクスプローラーでパソコン内のデータのように整理したり開くことができてとても便利…!
容量と費用面がクリアできるのであれば、一番ラクな方法だと思うよ!
Googleドライブは周りでも使っている人が多い印象!
Googleドライブの費用感は以下の感じです。
容量 | 月額 | |
ベーシック | 100GB | 250円 |
スタンダード | 200GB | 380円 |
プレミアム | 2TB | 1,300円 |
毎月上記の費用がかかるということを考慮しても、こちらの方法がいちばん合っていると感じ採用することにしました。
私はとりあえず一番安いベーシックプランですが、まだ容量は足りています。
意外とたくさん入るもんだなぁという印象…。
動画など、容量の大きなデータが多い人はすぐいっぱいになってしまうかもしれません。
フリーランスになって数年たちますが、今も使い続けています。
「Microsoft365」を契約している方は「OneDrive」がおすすめです。
1TBまでのストレージを無料で使うことができますよ!
まずはオンラインストレージがおすすめ
システムエンジニアさんの知恵も借りながら色々と検討した結果…
複数のパソコン間でデータを共有するのであれば「オンラインストレージ」か「NASの導入」が良いという結論になりました。
ただ、NASの導入は費用がかかったり、導入に設定が必要だったりと少しハードルが高めです。
とりあえず使ってみたい、というのであれば「オンラインストレージ」がおすすめ。
種類もたくさんあるので、使い勝手や費用感から自分に合うものを選んでください。