個人事業主やフリーランスとして事業を始めて「よし!とりあえず名刺を作ろう!」と思った方も多いはず。
…作るって言っても何を書いたらいいんだ?
会社員の時は自動的に(?)名刺が出来上がっていて、自分で内容を考えたことがないという人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、「個人事業主やフリーランスの名刺の内容」について解説してきます!
これまでに、仕事でもいろいろな方の名刺をデザインしてきた私が解説します!
名刺のデザインでお悩みの方は相談も承っております。
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一般的な名刺の内容
よくある名刺の内容はこんな感じですよね。(内容は架空のものです)

- 会社名
- 役職
- 氏名
- 住所
- 電話番号/FAX番号
- メールアドレス
- ホームページアドレス(URL)
だいたいこれらが書いてあって、会社によって「事業内容」や「理念」なんかが書いてあることも多いです。
個人事業主の場合何を書くのがベスト?
では、個人事業主やフリーランスの場合も同じように…と考えると思いますが…
一人でやってるのに会社名…?屋号を書けばいいのか…?
役職って何書けばいいんだ?一人だから社長かな??
本名も住所も載せたくない…載せるものなくなっちゃうな…
このあたりで「会社員の名刺」と同じようにならず、迷ってしまうのではないでしょうか?
でも、基本的に名刺に「これを書かなきゃいけない」という決まりはないので、自分が載せたいものだけを載せれば大丈夫です。
ひとつずつ解説していきますね。
①会社名?
とくにない場合は、載せなくて大丈夫です。
開業届を出した方は「屋号」がある方もいると思いますが、屋号がある場合はそちらを載せてもOKです。
特に「〇〇デザイン」とか「〇〇工房」みたいな、会社やお店っぽい屋号の方は載せるといい感じになります!(いいかんじとは)
②役職?
役職をどうしても入れたいのであれば、「店長」「代表」などが無難です。
でもなんだかしっくりこない方も多いかもしれませんね。
その時におすすめなのが、「デザイナー」「ライター」「ハンドメイド作家」などの職業名をいれるというものです。
役職名は名前の上部分に入ることがほとんどですが、役職の代わりに「職業名」をいれることでデザイン的にも締まりが出ておすすめです!
よく見る「代表取締役」は会社法上の名称なので、個人事業主は使えません。
また、「社長」も一般的には「=代表取締役」の意味合いとして使われるので、誤解を生まないためにも使わない方が良いです。
③氏名?
本名で活動している方は、そのまま記載してOKです。
ハンドルネームや芸名で活動をしている人は、そちらをそのまま記載してOK。
名刺に本名載せたくない人はハンドルネームをそのまま載せてしまいましょう。
その場合は、念のため本名表記の名刺も別で作っておくと使い分けできます。
どちらも使ってるよという場合は「ハンドルネーム(本名)」または「本名(ハンドルネーム)」のようにカッコ書きでの記載もおすすめです。
また、屋号を「やまだたろう」のような名前っぽいもので登録している人は、氏名のところに屋号を書くと良いでしょう。
本名をひらがなやカタカナにして載せる方法もおすすめです。
しっかり本名は載せながらも、漢字表記を伏せることである程度プライバシーを守ることができます。
④住所?
住所だけは本当に慎重に考えてください。
個人事業主やフリーランスの場合、自宅が職場の場合も多いと思います。
自宅の住所を公開することになってしまうので、よく考えて掲載するようにしましょう。
住所を載せたくない人は「全く載せない」というのもOKです。
または、市区町村まで載せてその後は伏せるのもおすすめ。
ただ、職種によっては「住所を載せた方がいい場合」もあります。
- 来店してもらうようなお店をやっている(お店の住所を載せる)
- 自宅兼事務所になっている(事務所への来店がある場合)
名刺は基本的にはお客様に渡すもの。
「お客様に住所を教える必要があるかどうか」で判断をすると良いでしょう。
⑤電話番号?FAX番号?
こちらも職種によります。
電話番号を教える必要がないのであれば、無理に載せる必要はありません。
私は電話が大の苦手で、電話をかけてほしくないので載せてません。笑
緊急事態に駆けつけるような仕事とか、電話が必須の仕事の場合は載せた方が良いですね。
いつでも連絡がついた方がいい営業職の方はケータイ番号を載せてる方が多いです。
ところでFAXってまだ使ってる方いますかね…?笑
⑥メールアドレス?
電話番号を載せない場合は必ず載せておきましょう。
電話を載せない場合は唯一の連絡手段になるので、これがないとお客さんが名刺を受け取っても連絡出来ずに困ってしまいます。
メールの他、LINEやチャットなど、メインで使っている連絡手段があればIDなどを載せるのも良いと思います。
私はメールアドレスと、LINE公式アカウントを載せています
「LINE公式アカウント」はプライベートのLINEとは別に「お店用のLINE」として開設できるアカウントです。
アカウント開設も簡単で、基本操作であれば無料で使えるのでおすすめです。
⑦ホームページアドレス(URL)?
自分のwebサイトやブログ、ポートフォリオがあればぜひ記載しましょう。
持ってない方はなくても大丈夫です。
何もないけどなんか載せたい!という方は「lit.link(リットリンク)」が簡単に作れておすすめ。
SNSをまとめるサービスですが、自分の好きな画像やテキストを入れられるので小さなホームページのようにも使えます!
私も少し前まで使っていました!こんな感じです。
SNSも積極的に使っていれば入れましょう
「インスタで商品紹介をしている」とか、「Xで最新情報を更新している」という場合はぜひSNSのアカウントも記載しましょう。
名刺にアカウントが書いてあることで、「インスタやってるんだ!見てみよう」と思う方も増えますし、フォローしてもらえるかもしてません。
ただ、愚痴アカウントになってしまっていたり、プライベートのアカウントしかない場合は載せない方がいいかも…笑(マイナスな印象になる危険性)
資格をいれると安心感や信頼度がアップします!
資格が必要な職業の場合は、持っている資格を入れると信頼度が増します。
例えば、電気工事をお願いしたい場合、「第二種電気工事士」みたいな資格がかいてあると安心してこの人に任せられる!と感じませんか?
職業に関連する資格を持っていれば、入れてみましょう。
漢検準2級とか関係ないものは書かなくて良いです。笑
履歴書みたいになっちゃいます。
事業内容(できること)はいれたほうがいい
ここまで、基本的な情報について解説してきました。
個人事業主・フリーランスだからこそぜひ入れた方がいい内容が一つあります。
それは、「事業内容」!
職業を見ればわかるんじゃない?と思うかもしれませんが、案外伝わらないものです。
名刺をもらったけど、結局何をしている人なのかよくわからない…
依頼したいけどこの人に頼んでいい内容なのかわからない…
となってしまっては、せっかくの名刺が役割を果たせていません…。
もちろん「美容師」や「ネイリスト」などのわかりやすい職業もあるので、そういった場合は入れる必要はないです。
わかりにくい職業やいろんなことをしている人 …私もそうですが。笑
ぜひ「自分はこんなことができるよ」という事業内容をいれておきましょう。
例えば、デザイナーなら「webデザイン・バナー制作・ロゴデザイン」みたいな感じです。
事業内容が多くなってしまう場合は、裏面に入れるのもおすすめです。
名刺デザインでも、おもて面は基本情報・うら面は事業内容のパターンが多いです。
参考までに、私の名刺を
私は本名や住所を公開したくない人間なので、ペンネームと本名2つの名刺を作るパターンを採用しています。
理由などはこちらの記事を参考にしてください。

実際の内容とはすこし変えていますが、私の名刺はこんな感じです。

仕事用の名前で作ったカジュアルなものと、本名のものを使い分けています。
カジュアル用名刺
気軽に使えるように、ペンネームで作成しています。
- 職業
- ペンネーム
- メールアドレス
- LINEのID
- InstagramのID
を記載しました。
裏面に事業内容を入れています。
ちゃんとした時用名刺
誓約書を交わすようなお取引の時や、知り合いに渡すときは本名で作った名刺を。
カジュアル名刺より「マジメ感」を出してます!
- 職業
- 本名(フリガナ)
- 屋号
- メールアドレス
- LINEのID
- webサイトのURL
を記載しています。
SNSはあえて入れていません。マジメな時用なので。笑
ちなみに、友人や家族の知り合いなど「本名を知っている人」に渡すときもこちらを使います。
知り合いにわざわざペンネームを公開するのもなんか恥ずかしいので(笑)
自分が載せたい内容で名刺を作りましょう!
名刺にこれを載せなきゃいけない!という決まりはありません。
自分が載せたい内容や、仕事につながると思う内容を入れて自由につくりましょう!
デザインで迷っている方はぜひお気軽にデザイナーに相談を!
