HSP/コミュ障

HSPはクリエイティブ系の職場環境がつらい?仕事しやすい環境を解説

HSPはデザイン会社向いてない?
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私は、今はフリーランスで仕事をしていますが、かつてはデザイン制作会社でデザイナーとして勤務していました。

その時の体験をもとに、HSPとクリエイティブ系の職場環境の相性についてお伝えしていきます。

クリエイティブ系の職場が合わない理由

悩む男性

結論から言うと、クリエイティブ系の職場環境にはHSPさんが「苦手だな」と感じることが多いと考えられます。

理由としては

  • 常に締め切りに追われる環境であること
  • マルチタスクが多いこと
  • 複数人で行う作業が多いこと

の4つです。

私も実際に会社員デザイナーをしていましたが、しんどいなと感じることが多くありました…。

詳しく解説していきます。

理由① 常に締め切りに追われる環境であること

デザインの仕事には必ず「納期」があります。

急ぎません!という案件はほぼなくて、短い納期のものが多いです。

デザインの後にも、印刷や配達など他の作業が必要なものも多くあります。
クライアントさんのOKが出るまで修正が長く続くこともあります。

デザインが完成しないと次の作業に進めないので、必然的にデザイナーは急いで作業を進める必要があります。

そのため、常に締め切りに追われている状態。
さらに、繁忙期やデザイナー不足な職場はより一層ピリピリした雰囲気になることも…

物事を深く考えるHSPさんは、急いで作業することが苦手です。
納期に追われ続けることで、心も疲れてしまいます。

理由② マルチタスクが多いこと

一つずつ進めて終わったら次の仕事、という感じではなく
一度に何件かの案件を抱えて、複数の仕事を同時に進めていきます。

作業をしているときに、緊急で他の案件の対応が必要になったり、
メールの返信、来客や電話対応をしなければならないことも。

一つの仕事をやりきる前に別の仕事が入ってきてしまい、色々な仕事に手を付けなければなりません。

マルチタスクが苦手なHSPさんにとっては苦手な環境ですね…。

理由③ 複数人で行う仕事も多い

デザイナーというと「一人でコツコツやる仕事」のイメージがあるかもしれませんが、
会社員の場合は複数人で一つのものをつくることも多いです。

例えば、雑誌のデザインのお仕事があるとしましょう。
 〇表紙のデザインはAさん
 〇写真の加工はBさん
 〇タイトルのデザインはCさん
 〇コラムページのデザインは私
というように役割分担して一つのものを作り上げます。

気づいちゃう人

でも、作業は一人でするんだよね?

その通りです。

担当する作業は一人でやるのですが、「他の人の進捗も気にしなければならない」というのがHSPさんにとってのつらい所です。

私が担当するコラムページのおおまかなデザインが出来上がったとしたとします。
ですが、そこに写真を入れる予定だとしたら、Bさんの「写真加工」の作業が終わらないと写真を使うことができません。

締め切りが近づいても、Bさんから「写真加工が終わったよ」という連絡が来ません。

Bさんに聞いた方がいいかな…でも忙しそうだからなぁ…
ずっと世間話をしてるど、写真加工はもう終わるのかな…?
何て声をかけたら気分を悪くしないかな…?

というような「余計な心配」が増えてしまいます…

自分の作業は進んでいるのに、周りの人のことを考えてしまうので気持ちが疲れてしまいますね。

職種的にはとても向いている

クリエイティブ系の職場環境が向いていない理由を書きましたが、デザイナーなど、クリエイティブな仕事自体はHSPさんにとっても向いている職業です。

人の気持ちを敏感に感じ取り、よく考えるので「喜んでもらえるデザイン」を作ることができるでしょう。

細かいことにも気づけるので、誤字や脱字、デザインのミスなどを発見するのも得意です。

こちらの記事に詳しく書いていますので、読んでみてください。

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HSPがデザイナーに向いている理由3選 こんにちは、超HSP気質デザイナーのすずやです。 HSPの人 色々なことが気になりすぎて、周りの感情や環境に疲れてしまう... ...

せっかく向いている職業なのに、環境が合わないからあきらめなければならないのは悲しいですよね。

次の項目で、こんな職場ならHSPさんが仕事しやすいな、と思う特徴を紹介していきます!

こんな職場なら仕事がしやすい!

リモートワークを推奨している会社

デザインはパソコン上で行う作業がほとんどなので、リモートワークを進んで取り入れているデザイン会社も増えてきました。

納期に追われたり、マルチタスクが必要になる点は変わりませんが、
自分がリラックスできる環境で仕事ができると気持ちの疲れは減らすことができます。

担当や役割がはっきり分かれている会社

私がいた会社は小規模な会社だったので、デザイナーの私も電話や来客対応をしなければなりませんでした。

役割が分かれていると、なるべく「デザインの作業」だけに集中ができるので
気になってしまう要因を減らすことができます。

たとえば「デザインはデザイナー」「打ち合わせは営業」「電話に出るのは事務」というように、しっかり役割が分かれている会社のほうが良いです。

相談しやすい雰囲気の会社

相談しやすい雰囲気であれば自分から働き方の提案をしたり、悩みを打ち明けたりできます。

HSPさんは、不安になることが多く、一人で抱えてしまいがちです。
そのため、一人でキャパオーバーになってしまうことが多くあります。

そんな時に相談しやすい会社であれば、負担を減らすことができます。

私は最後まで悩みを抱えてしまいましたが、退職する時に打ち明けると「もっと早く言ってくれればよかったのに…」と言われてしまいました。

将来的にはフリーランスとして仕事をするのもあり

フリーランスは一人で黙々と作業ができるので、HSPさんには向いていると感じます。

ただ、実務経験のないまま突然フリーランスになるのはおすすめしません。

本や学校では学べない、実務でしか学べない項目が山ほどあるからです。

クライアントさんとのやりとりの流れ、受注してから納品までの流れ
データの管理方法、スケジュールの組み方…

デザインができても、このような知識がなければ仕事をしていくのは難しいです。

私は今フリーランスとして仕事をしていますが、会社での経験がなかったらクライアントさんとのやりとりすらまともにできなかったと思います。

フリーランスになるとHSPさんにとってのストレスは大幅に減らすことができます。
なので、会社員デザイナーを一度経験してから、フリーランスになることをおすすめします。

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デザイナーを目指すHSPさんへ

私はデザイナーとして就職するまで、デザイナー=一人でじっくりとデザインの作業ができる職業と思っていました。

そのため、就職したあとのギャップに少し戸惑ってしまいました。

ストレスを抱えすぎて身体をこわし、最終的には退職することになってしまいましたが
もっと早く、働きづらさについて相談していれば何か変わったのかもしれないと感じています。

最近では様々な働き方や、社員の思いに柔軟に対応してくれる会社も増えてきたように思います。

なので、すぐに「デザイン会社は向いていなさそうだから諦めよう…」という決断はしないでください。

少し厳しいことも書きましたが、デザイン会社がどんな感じかを知っているだけで対策できることもあります。

知っていれば、応募の時にも合いそうな職場を選ぶことができますし、
こんなはずじゃなかったというのも防げます。

応援しています!

ABOUT ME
すずや
グラフィックデザイナー。時々イラストレーター。 現在はフリーランスでお仕事をいただいてます。HSP。コミュ障。 未経験からデザイナーを目指した時のこと | 経験ゼロからの会社員時代 | 準備ゼロでフリーになってしまったときのこと などを発信しています。