パソコンはmac派ですか?windows派ですか?
デザイナーならパソコンはMacでしょという風潮もありますが、
現在「windows」のパソコンでデザインをする私が
- 結果的にwindowsでよかったのか
- windowsでも問題なく仕事ができるか
- 結局どっちがいいのか
などについて書き進めていこうと思います。
- Windowsのパソコンでもデザインの仕事ができるか知りたい人
- MacにするかWindowsにするか迷っている人
- なぜデザイナー界ではMacを使う人が多いのか気になる人
という方の参考になればと思います。
Windowsでもデザインはできる!
結果から言うと、Windowsでも問題なくデザインができます。
Macじゃないとデザインできない!ということも
windowsは完全に劣っている!ということも全くないので
「好きな方を使ってOK」です!
ちなみに私は現在もWindouwパソコンを使っています。
また、デザイン制作会社に勤務していましたが、社内のパソコンは8割がwindowsでした!
illustratorやPhotoshopを使うのも、なにも問題ありません。
デザインといえば、Macじゃないの?
Windowsでもデザインできるのに、なぜ「デザイン=Mac」と言われるのでしょうか?
少し調べてみました。
なぜデザイン=Macなのか
理由①:昔はMacでしかデザインができなかった
デザインをするときにはAdobeソフトの「illustrator」や「Photoshop」を使うことが多いです。
パソコンでデザインができるようになった当初もメインのソフトはillustratorを使っていました。
しかし、当初のillustratorはMacでしか使えなかったのです。
後々、version4.0からWindows版が登場しましたが、不具合なども多く、
プロがデザインツールとして使うにはまだまだ…という感じでした。
なので、当時のデザイナーは必然的にMacを使うしかなかったのです。
Macの方がカラーマネジメントに優れていた
ものすごく簡単に説明すると
モニター上で「赤いリンゴ」のイラストを表示して印刷したら
プリンターから「赤いリンゴ」のイラストが出てくるようにするというもの
「あたりまえじゃん!!!」と思いましたか?笑
現代では当たり前のことなのですが、これはカラーマネジメントが狂っていると
「赤いリンゴを印刷したら紫のリンゴが印刷されて出てくる」
というようなことが起きてしまいます。(極端な例ですが…)
モニター上でいくら色味にこだわったデザインをしても、
印刷されて出来上がったものが全く違う色だったらグラフィックデザイナ―にとっては致命的ですね…。
デザインでは、ほんの少しの色の違いがとても大事です。
この「カラーマネジメント」が昔はMacの方が優れていました。
しかし、現在ではWindowsでも同レベルのカラーマネジメントができるようになっています。
2点あげましたが、
かつてはMacでしかデザインができなかったので
デザイナーは必然的にMacを使うしかなかった ということです。
その流れがあって、現代でも「デザイン=Mac」と言われるのですね。
とってもシンプルな理由でした!
windowsを選ぶメリット
私もMacにするかWindowsにするかさんざん悩みました。
プログラマー・システムエンジニアの知り合いにも相談して、
結果的にWindowsを選びましたが、その決め手となったメリットをあげてみます。
1.購入価格が安い
スペックにもよりますが、同等のスペックで考えるとWindouwパソコンの方が安いです。
また、様々なメーカーからいろんなモデルが出ているので、価格帯の選択肢も広がります!
推奨スペックで考えると、Windowsパソコンであれば8万円代~購入できるものがあります。
(激安なパソコンもありますが、デザインの作業をするにはスペックが心配です)
一方Mac パソコンであれば、MacBookで10万円ほどです。
2.使えるソフトが多い
最近ではMac対応のソフトもかなり増えてきていますが、まだまだWindows版が多い印象です。
ちなみに、AdobeのソフトはMac・Windowsどちらも対応しています!
Windows版は無料だけど、Mac版は有料というソフトも多いですね。
3.世間一般的にWindowsユーザーが多い
デザイナーの仕事をしていると、お客さんとデータのやりとりをすることもあります。
データを送っていただいたり、共有したり…。
個人のお客さん・企業どちらもWindowsユーザーが多い印象です。
例えば、Macで作った資料をWindowsで開くと文字化けしてしまったり、開けなかったりという不具合が起きることがあります。(実際にありました…)
Windows同士であれば、そういったトラブルを極力少なくすることができます。
Macを選ぶメリット
一方で、Macにももちろん良い点がありますので、こちらのメリットもまとめてみます。
1.かっこいい
個人的には、なんといってもこれです。笑
あのMacならではのシンプルさと洗練されたデザイン…。
ほんとうにイケてますね。
カフェで「さぁ仕事をするぞ」となったら、これ見よがしにMacBookを開いちゃいそうです…。
これは完全に個人の好みの問題。笑
2.画面やフォントがきれい
よーく見るとわかりますが、Macの方がフォントがきれいです。
Windowsで表示されるフォントにはなんとなくギザギザとした感じがありますが、
Macではなめらかというか、きれいに表示されます。
また、Macには解像度が高いディスプレイが使われているので
映像などもかなりきれいに表現できます。
Windowsも十分きれいですが、画面のキレイさにこだわりたい場合はMacを選んだほうが良さそうです。
3.iPhoneやiPadとの連携がしやすい
同じapple製品のiPhoneやiPadとの連携がとてもスムーズです。
例えば、AirDropという機能を使えば、iPhoneの中の写真を簡単にMacで使うことができます。
普段からApple製品を使いこなしている方などは、Macの方が便利かもしれませんね。
結局どちらがいいのか?
デザインをするためのパソコンは、結局MacとWindows、どちらがいいのか…
「好きな方を選んで大丈夫!」です。笑
- 安く買いたい人
- いろんなモデルから選びたい人
- 今までWindowsを使ってきた人
- office系ソフトをゴリゴリに使いたい人
- Macのパソコンの見た目が好きな人
- 画面や映像のきれいさにこだわりたい人
- Apple製品と連携したい人
まとめ
「Macじゃなきゃデザインできない」は、昔の話ですので、どちらを使っても問題ありません。
価格やソフトなど、いろんな点で差はありますが
デザイン作業ということに関していうと、ほとんど優劣つかないくらい です。
私はWindowsをずっと使ってきましたが、不便に感じたこともないですし
Macにすればよかったかも、と感じたこともありません。
しいて言えば、iPhoneユーザーなので画像の共有が簡単にできたらな…と思いますが
Googleドライブなどを使用して対処しています。
今は双方のデメリットも解消できるソフトや、解決策なんかも豊富にありますので
どっちを買ってもどうにでもなります!
ぜひ選択肢を広げて、
「自分が気に入ったもの」
「金額と相談して納得できるもの」を購入してくださいね。
お気に入りのPCで楽しくデザインしましょう(^^)