私はフリーランスでグラフィックデザイナー・イラストレーターの仕事をしています。
基本的に人といると疲れてしまうタイプで、会話が苦手です。
出来れば人と関わらずずっと家にいたいタイプ。
友だちや先輩とご飯に行ったりはしますし、そういった時間は楽しいなと思うのですが
大勢の飲み会とか、微妙な知り合いとか、突然の会話とか本当に苦手。
フリーランスになった理由は「コミュ障だから」ではないのですが、
「コミュ障がフリーランスになった結果」をお話していこうと思います。
人は好きだけど、話すのが苦手
友だちも家族も大好きで、「人が嫌い」というわけではありません。
人は好きだけど「話しをする」ということにかなりの苦手意識があります。
こちらの診断によると、「超会話下手」だそうです。
↓気になる方やってみてね…
人と会うということは、必ず「会話」が必要です。
会話が苦手なので、必然的に「人と会う」というのを避けてしまいます。
買い物してて、ばったり知り合いと遭遇してしまうやつ、あれが一番苦手です。
何か話さなきゃ!とパニックになり、だいたい変な言葉を発してしまって後で一人で反省します。
(それらしき人がいると遭遇しないように隠れます。笑)
店員さんに話しかけられるのも苦手です。
話すことに必死になりすぎて、結局見たかったものもじっくり見れず帰ってくることが多々あります。
コミュ障でもフリーランスとしてやっていけるのか
フリーランスは仕事を自分で取ってこなければならないので、コミュ障だと難しいと思われますが、なんとか3年続けられてます。
なんとか、というか、むしろ会社員だったころよりも快適に仕事できているくらいです。
フリーランスと一言でいっても様々な職種があります。
「コミュ障でもやっていける」のは私がデザイナーとイラストレーターという仕事をしているからでもあります。
そのため、「職種によっては、コミュ障でもやっていける」というのが正しい言い方です。
人に会わなくていい
家で一人で仕事をするので、人には会いません。
突然話を振られたり、ミーティングがあったりなどの「なんか話さなきゃ!」という場面がないので毎日ストレスなく過ごしてます。
朝礼の「当番」みたいなのですら、前の日の夜から緊張してしまうタイプなので、相当なストレスでした。
あとは、平日に買い物に出かけられるので「知り合いとの遭遇イベント」も格段に減らせます。
やりとりはメールやチャット(話さなくていい)
クライアントさんとのやりとりはほとんどメールやチャットなどの、文字媒体です。
話すのが苦手なので、電話もZOOMもこわい!!!!!!!笑
どうしても、というときは対応しますが、基本的には文字で連絡を取ってます。
とくに不便なことはないですし、文字なら伝えやすいので私には合ってるなと思っています。
声に出して伝えるのは苦手なのですが、文字にするのは好きな方です。
打って読み直して、納得してから送信するので時間はかかります。
声での会話だとすぐに声にして返答しないといけないですが、文字だとじっくり考えて返事ができるのでそこまで苦手意識はありません。
顔や声を知らないクライアントさんもたくさんいます。
むしろ、知り合いからの紹介とかでない限りは基本顔を知りません。
「顔出しNG」で仕事したい人もフリーランスなら実現可能なのです。
電話や対面だとなんとなく信用できるみたいな風潮もありますが
実はそこまで重要じゃないんじゃないかなと感じています。
どうやって仕事をもらっているのか
コミュ障なので、電話営業や訪問営業なんてできるはずがありません。
でも、今の時代はありがたいことに「インターネット」があります。
家にいながら、仕事を探すことができます。
私が使っていたのは「ココナラ」と「クラウドワークス」といったクラウドソーシングサービスです。
「仕事をしたい人と、仕事を頼みたい人をつなぐサービス」という感じのもので
納品まで対面・電話なしで完結できます。
クラウドワークス
経験を積むと依頼が来ることもありますが、「自分から応募して仕事を探す」ことに特化したサービスです。
「ロゴを作ってほしいです」という募集者(クライアント)に対して、
「作れます!」と受注者(ワーカー)が応募します。
その応募者の中から、希望に合いそうな方をクライアントが選んで取引を開始するシステムです。
完成品を応募して、選ばれると報酬がもらえる「コンペ」もあり、実績や経験を積むにもぴったりです。
実績を積むと、クライアント側から直接仕事の依頼(スカウト)を受けることもあります。
経験がなくても応募できる仕事も多く、初心者にもおすすめのサービスです。
「タスク」というカンタン作業をこなす仕事もあります。
ココナラ
こちらは「スキルマーケット」というキャッチコピーの通り
「スキル(仕事)を商品として買ってもらう」という感じのサービスです。
ワーカー側から「10000円でロゴ作ります」というようなサービスを登録し、
クライアント側は、条件に合いそうなサービスを選んで購入するという流れです。
また、最近はクラウドワークスのような「自分から仕事に応募する」という機能も増えたので、自発的に仕事を探すこともできます。
ライバルが多く、ある程度「ココナラ内での実績(ランク)」を積まないと受注するのが難しいです。
自分の仕事を「商品」として売ることができるので、営業方法としてはおすすめです。
コミュ力がなくてもフリーランスとしてやっていける
コミュ障でも、内向的でも、フリーランスになれます。
職業にもよりますが、人と会う必要のない仕事であれば問題ありません。
会話が苦手なら、他の方法で仕事をとっていくのみです!会話が出来なくても、仕事ができれば問題ないです。
コミュ障とはいっても、お取引なので「コミュニケーション」は必要です。
でも、「人と会わなくていい」「対面で会話をしなくていい」というのはコミュ障な私たちにとっては本当にうれしいですよね。
人として、失礼のない「コミュニケーション」さえとれれば
それが対面だろうと、電話だろうと、文字だろうとなにも問題ありません。
ネット社会である、今の時代だからこそできる生き方・対策です。
コミュ障のみなさん。自信をもっていきましょう。
電話や対面がすべてだった時代に生まれていたらと思うと恐ろしいですね…。昔はコミュ障なんて生まれる暇もなかったのかもしれませんが。