楽して稼ぐならフリーランスになろう!
SNSなどの広告でもよく見るようになりましたね。
私は今現在フリーランスのグラフィックデザイナーとしてお仕事をしていますが
「楽して稼げるかどうか」は
半分は正解、半分ははずれ です!
フリーランスの真実について、詳しくお話していきます!
私は会社員もフリーランスも経験していますが、フリーランスになってよかったと思っています。
ただ、楽なことだけではないというのは真実。
ぶっちゃけ、会社員の方が良かったなぁと思う点も多々あります。
これからフリーランスになろうと考えている方の参考になればと思います。
- フリーランスになろうか考えている
- フリーランスになって楽できるか知りたい
- フリーランスの大変なことを知りたい
フリーランスのメリット
まずはフリーランスになってよかった点を挙げていきます。
①人間関係のストレスが減る
私の場合はこれがいちばんのメリットです。
周りの人の感情や空気を気にしてしまう性格なので
会社員の頃は、作業以外のことで疲れてしまうことが多かったです。
フリーランスになってからは、
周りの人の感情や雰囲気を気にせず目の前の作業に集中できています!
行きたくない終業後の飲み会がないことなども嬉しいです。
基本的に社交的なタイプではないので、そういった場がなくなるのは良かったです。
②平日でも動ける
勤務時間にしばられないので、平日でも動くことができます。
人ごみが苦手なので、買い物などはなるべく平日に済ますようにしています!
平日しかやっていない市役所なども行くことができますし、
体調を崩しがちなので、病院にすぐ行ける点もとてもメリットを感じます。
ハプニングによる急な予定にも対応できます。
(家電が壊れた、とか、家族の予定、とか…)
お子さんがいらっしゃる方はこれは本当に助かりますね!
③(ある程度は)仕事を選べる
やりたくないお仕事はやらなくてもOKなのがフリーランスの良い所。
仕事をしていて、どうしても「この仕事はやりたくないな」という案件は出てきます。
会社員ならやらなければなりませんが、
フリーランスはお断りすることができます!
ただ、断り続けているとお仕事がもらえなくなってしまうので線引きは必要。
フリーランスは「仕事をいただいている立場」ということを忘れてはいけません。
(そのため「ある程度は」とつけています)
④好きな時間に仕事ができる
就業時間が決まっていないので、好きな時間に作業ができます。
「体調が悪いから午後からにしようかな…」
「家事がたまっているから、終わってからにしよう」
「午後は予定があるから、早起きして仕事を片付けよう」
「きりが悪いからもうすこしやってしまおうかな」
すべて自由にできます!
だからこそ、自己管理力はとても大事になりますが…。
サボり癖がつかないようにする必要はあります。
フリーランスのデメリット
フリーランスのメリットをあげましたが、もちろん良いことばかりではありません。
フリーランスは大変…。
会社員の方が楽だったかも。
と感じる部分もたくさんあります。
①収入が不安定
フリーランスの場合は「自分で稼げなければ生活できない」ので
来月の稼ぎがゼロということも十分にありえるのです。
会社にさえ行けばお給料がもらえるというのは本当に恵まれていたなとしみじみ思います。
②世間的な信頼がうすい
株式会社〇〇でデザイナーの仕事をしています!
フリーランスでデザイナーの仕事をしています!
「フリーランス」という働き方はまだまだ一般的ではないので、ゆるーく働いているんだろうなぁと思われがち…。
フリーランスというだけで、ローンの申請なども通りづらくなります。
お家や車など、大きなローンの申請を考えている方は、会社員のうちに組んでしまうことをつよくおすすめめします!!!
③確定申告をしなければならない
会社員の方は「年末調整」で会社が所得や税金の申請をしてくれています。
会社からもらった紙に名前を書いて提出するだけ!という方も多いと思います。
フリーランスは自分で確定申告をするのですが、これが予想以上に大変です。
すべての収入を申告して、すべての経費を申告して
税金のこともある程度は知らなければなりません。
年末調整ですべてOKなところは会社員のメリットだったと感じます。
フリーランスだからこそ大変と感じること
フリーランスになってむしろ大変になったこともあります。
①デザインの仕事以外もやらなければならない
会社員デザイナーだったころは、営業さんがお仕事をもらってきて、私は基本的にはデザインの仕事をしていればOKでした。
- 仕事をとりにいく(営業)
- 内容のやり取りをする(営業)
- デザインを作成する(デザイナー)
- 収益の管理をする(経理)
- 税金などの手続きをする(経理)
会社には様々な役職の方がいて、それぞれの役割があって成り立っています。
フリーランスは基本的に「すべてを一人でこなす」ので
デザイナーである私も「営業」をしたり、「経理」をしたりしなければなりません。
②スケジュール管理・自己管理が必要
仕事量が少ないうちは問題ないですが、案件が増えてくるとスケジュール管理も必要になってきます。
特に、デザイナーは納期に追われる仕事なのでスケジュール管理がとても大事です。
スケジュール管理がうまくできていないと
- 納期に間に合わない
- 徹夜で仕事しないといけない
- 仕事を忘れる
などの問題につながってしまいます。
「納期に間に合わない」は、デザイナーとしての信用問題にもなりますので、しっかりスケジュールの管理をしていくことが大切です。
仕事も休みも自由自在なので、ついついサボりたくなってしまいますが、しっかりと仕事に向かう自己管理能力も大切です。
③仕事をしてない・暇人だと思われる
いつも予定合わせてくれるし、
暇なんでしょ?
面と向かって言われることは少なくても、なんとなくそんな空気を感じます。笑
④ひとりブラック企業になりがち
③のスケジュール管理がうまくできていても、ひとりでブラック企業のような仕事量になることが時々あります…。
なぜかいろいろなタイミングが重なって、全部の案件を同時に進めないといけない!という事態が年に数回おきます…。
フリーランスは同僚のような、仕事を手伝ってもらえる存在がいません。
徹夜しないと間に合わない!休日も仕事しないといけない!
ということがどうしても起きがちなのもフリーランスがゆえの悩みです。
だからこそ「スケジュール管理」がとっても大事なのです。
フリーランスが楽かどうかはその人次第
「フリーランス」「会社員」それぞれメリットとデメリット、大変な点があります。
フリーランスだから楽、ということもあるし
フリーランスだからこそ大変ということもあります。
- 人間関係がとにかくストレスな人
- スケジュールや自己管理ができる人
- 仕事をもらえることに感謝できる人
- ある程度の事務作業に耐えられる人
- 楽して稼ぎたいからフリーランスになる!という理由の人
- 自己管理ができない人
- やりたい仕事しかやらない人
- デザインしかやりたくない人
向いてる職業があるように、フリーランスにも「向き・不向き」があります。
なので「楽して稼ぎたいからフリーランスになる」という方はやめた方がいいです。
私はフリーランスになって後悔はしていません。
楽しいこともたくさんありますし、
なにより自分に合った働き方だと心から思います(^^)
大変なことも多いですが、フリーランスは自由の利く働き方です。
メリット・デメリットも理解した上でフリーランスをめざしましょう!