フリーランスデザイナー

グラフィックデザイナーがフリーランスで仕事をするのに必要なもの”5選”【必要最低限 編】

フリーランスのグラフィックデザイナーが準備するもの
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悩んでいる人

副業やフリーランスとしてグラフィックデザインの仕事をしたいけど
何を準備したらいいんだろう~?

悩んでいる人

すぐに始めたいけど、今はあまりお金がかけられない…。

私は実は【準備ゼロ】でフリーとしてのお仕事を始めました…。
後々そろえていったものや、準備したものもありますが
とりあえず「これさえあれば仕事はできる!」というものを解説します。

これさえそろえば、デザイナーとしてお仕事の受注自体は可能です!

絶対に必要なもの

1.パソコン

現代ではデジタルデザインが主流ですので、まずはパソコンがないとお仕事ができません!
(アナログでデザインの仕事をしているのであれば別ですが…)

極端に古い機種だったり、ものすごい低スペックでなければなんとかソフトは起動できます。

最低限のスペックは以下です。(2024年11月現在)

最低限あってほしいパソコンスペック
  • CPU(頭の良さ):Intel Core i5 または Ryzen 5 (推奨:7)
  • メモリ(机の広さ):8GB (推奨:16GB)
  • OS(作業するひと):Windows10 / 11
  • SSD(引き出し):256GB以上 (推奨:512GB)

※仕事内容:チラシ・ポスター・ロゴ・パンフレットなど
※ソフトはIllustrator・Photoshopを使用する場合を想定

実は私が使っているパソコンは上記のスペックですが、問題なく仕事ができています!

写真データを何枚も開いたり、看板などの大きなデータを開くと少し重くなったりしますが
私の場合はそのような仕事は少ないのでとくに気になりません。

万が一、重い作業の仕事が来ても耐えられるよう、最近買ったサブのノートPCは少しスペックを上げました。

上記のスペックは、なんとか使えるというレベルの最低限のスペックであり推奨スペックではありません。
大きな写真や動画など、重たいデータを扱う作業には不安があります。
予算をかけられるのであれば、推奨スペックまで引き上げましょう。

また、作業内容やデータなどの状況によっては、パソコンの動作が重くなる場合もありますので、最低ラインの一つの目安として参考にしてください。

▼パソコンをMacにするか、Windowsにするかで悩んでいる方はこちらをどうぞ!

パソコンはMacとWindowsどちらが良いのか
デザイナーのパソコンはMac?Windowsでもいいの?【グラフィックデザイナー】 パソコンはmac派ですか?windows派ですか? デザイナーならパソコンはMacでしょという風潮もありますが、 現在「w...

2.マウス

トラックパッドでは、デザイン作業は難しいです!(手がつりそう…笑)

動けば問題ないので、安いもので大丈夫です。

ただ、クリックでの作業が多いので、あまりにも安いものは手が疲れてしまいます。
予算が出来たら、持ちやすいものや、自分好みのものに変えたりしてみましょう。

3.デザインソフト

どのソフトが必要かは仕事内容にもよりますが、デザインをするためのソフトは必ず必要です。

必要なデザインソフトの例
  • Adobe Illustrator
  • Adobe Photoshop
  • Adobe Indesign

IllustratorとPhotoshopだけあれば問題ないです。
デザインソフトについてはこちらの記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

グラフィックデザイナーが必要な道具
フリーランスのグラフィックデザイナーが必要な道具【デザインソフト編】 私がフリーランスでグラフィックデザインの仕事をしている上で、実際に使っているソフトやツールを紹介していきます! 今回は「デザイン...

最近は、無料で使えるCanvaというソフトもありますが、
規約が厳しかったり、細かなデザインができないという部分もあります。
あくまでもデザイン初心者~中級者をターゲットにしているソフトなので、プロとしてお仕事をしていくのであれば、Adobe illustratorは必ず入れておきましょう。

4.ネット環境

仕事の連絡も、デザイン案の提出もメールやチャットで行うことがほとんどです。

また、データドライブやソフトもオンラインでないと使えないものも増えているので、ネット環境は必ず必要です。

5.デザインに使える時間

そもそも時間がなければ「フリーでデザインの仕事をしよう!」とは思わないと思いますが
念のため…

デザインの作業はそれなりに時間労力もかかりますが、仕事として受注する以上は「雑な完成品」の提供にならないよう注意しましょう。

フリーで仕事をしていく上で「信用されること」「またお願いしたいと思ってもらうこと」がとても大事です。

例え副業だとしても、しっかり責任をもってデザインしましょう!

できればあった方が良いもの

ここからは、「なくても何とかなるけど、あるともっと良い」というものをまとめていきます。
資金に余裕が出てきたら、揃えていきましょう。

デスクとワークチェア

できれば、仕事用に「デスク」と「チェア」があると良いです。

床に座って、テーブルでも仕事はできますが、長時間パソコンを使用すると姿勢にも影響しますし、体が痛くなってしまいます。

机はキーボードとモニターが置けて、マウスが動かせるスペースがあれば良いですが
何かを書いたり、資料を広げられるスペースがあると快適です。

ワークチェアは初めからお高いものを買う必要はありません。
お手頃価格のゲーミングチェアなどでも十分です。

デスクとチェアがあると「仕事をする場所」ができるので、気持ちの切り替えもできます。

プリンター

名刺やチラシなどの印刷物の作成が多い場合は、あったほうが良いです。

モニター上で見るのと、実際に紙に印刷してみるのとでは、かなり印象が変わるので「プリンター出力してチェック」をおすすめします。

特に、名刺デザインなどは「印刷してみたら、意外と文字が小さかった…」ということもあるので、要チェックです。

また、ロゴなどもモニター上ではなく紙面で確認すると、客観的にデザインを見ることができるのでお勧めです!

メールやチャットツールなど

知り合いの方からの依頼であれば LINE
ココナラやランサーズなどのクラウドソーシングサービス上の取引であれば サービス内
でやり取りができますが、
メールでやりとりをする場合は取引用のメールアドレスがあると便利です。

また、取引相手によっては「チャットツール」の使用を希望される場合もあります。

代表的なチャットツール

Chatwork(チャットワーク)、Slack(スラック)、LINE WORKS(ラインワークス)、Zoom(ズーム)  など

LINEはプライベートで使っている方も多いので、
仕事用としてLINE公式アカウント」を作るのもおすすめです。

まとめ

私自身、家にあるもの・必要最低限のものでフリーランスになりました。
今回まとめてみて、改めて「デザイナーって初期費用かからないんだな」と感じました。笑

今回は、「最低限」という部分で必要なものをまとめています。
もちろん、お金をかけられるのであればもっといいパソコンを買ったりできますが、
準備資金があまりない状態でフリーになる方もいると思います。

良い道具をそろえるのは、後からでも大丈夫です。

「お金がかけられないから」とあきらめる必要はない
はじめは安いものでもいい

ということを知ってもらえたらと思います。

稼げるようになったら、どんどん作業環境をアップデートしていきましょう!

ABOUT ME
すずや
グラフィックデザイナー。時々イラストレーター。 現在はフリーランスでお仕事をいただいてます。HSP。 未経験からデザイナーを目指した時のこと | 経験ゼロからの会社員時代 | 準備ゼロでフリーになってしまったときのこと などを発信しています。