フリーランスは自由な働き方ができるのが魅力です。
好きな時間に、好きな場所で、好きな仕事をができる
ストレスもなく快適に仕事をしていると思われがちですが、実はフリーランスにしかわからない悩みをたくさん抱えています。
自由にできるフリーランスだからこその悩み…。
フリーランスになる前はわからなかった悩み…。
在宅フリーランス３年目の私が「リアルな悩み」をお伝えします！
在宅フリーランスの悩み 10選
①外に出なくなる
職場が家なので家から出る必要がなく、めっきり外に出なくなりました。
そして、コンビニに行こうかなとか思っても、そのためにある程度身なりを整える必要があり、ちょっと億劫になってしまいます。
私は週1回のスーパーくらいしか買い物にも行かないので、「一日のうち一回も外の風を浴びない」なんてことは普通にあります。
UberEATSとかもつい使ってしまいます…。便利な世の中ですね。
でもやっぱり人間も、太陽にあたらないとだめになっちゃいます…。
せめてカーテンを開けたり、窓を開けたりはしましょうね。
②人と会わなくなる
そもそも人と会いたくなくてフリーランスを選んだのですが、びっくりするくらい人と会わなくなりました。
一人でも楽しく過ごせるタイプですし、結婚しているので私にとってはそこまで大きな悩みではないのですが、人に会わな過ぎて話し方を忘れてしまうのではとすら思います…。
週１で趣味の集まりがあるので、その仲間には会いますが、それがなかったら家族としか会いませんね…。
友だちといっても、年齢的にそれぞれの家庭や仕事で予定も合いづらくなってきます。
一人暮らしとかだともっとそれを実感すると思います。（一人が好きなのであんまりさみしくはないですが、なんだかむなしくなることはあります。）
趣味や友人など、自分から積極的に人と会う機会を作る方が良いです。
本当に、まじでしゃべれなくなります！（嚙みやすい・言葉が出てこない・少し話しただけで声がかれる）
③将来の不安（収入面）
いつ仕事がなくなるかという不安が常にあります。フリーランスの一番大きな不安ともいえるでしょう。
会社員には退職金があったり、休職手当があったり、ボーナスがあったり、会社がある程度守ってくれます。
会社員だった時は気づきませんでしたが、フリーランスになると、会社員ってめちゃくちゃ恵まれてるんだなと実感します。
仕事がもらえるかどうかも自分次第。フリーランスは、もう要らないです～といわれれば、そこでおしまいです。
体調を崩し仕事が出来なくても自分の責任。いつでもすごくギリギリなところに立って仕事をしている感覚です。
だからこそ、自分で頑張って仕事をとって、選ばれる人にならなければと思います…！
収入源は複数あった方が絶対に安心です。
例えば、一か所のクライアントさんとだけ取引をしていると、そこに切られてしまったら本当にすべておしまいなのです…。
④めちゃくちゃ運動不足になる
もともとあまり運動が好きなタイプではありません。
会社員だった時も、社内を移動したり、電話が来て走り回ったり、通勤の数メートルの歩行くらいなものでたいした運動はしていませんでしたが…フリーランスになると、そのわずかな運動量すらなくなりました。
朝から晩まで座っています。動くのは合間にする家事やトイレ、コーヒーを取りに行ったりそのくらい。
年齢を重ねるにつれて、運動不足の影響が顕著に体に出てくるようになりました。すぐ息切れしたり、いらないところにお肉がついたり、体がすぐ痛くなったり。
朝の散歩を取り入れてみたこともありますが、出勤や登校するみなさんを横目に「なんかごめんなさい」と思ってしまい（？）、超ムダな罪悪感から朝散歩はしなくなってしまいました…。
意識的に運動をしないと、将来の足腰も不安です…
最近は全力でラジオ体操をしたり、定期的に立ちあがってストレッチなどをしています。
きっとスタンディングデスクとかすごくいいんだろうなと思ってます。（思ってるだけで持ってません）
⑤テキトーに仕事してると思われる
面と向かって言われたことはさすがにないですが。まだまだフリーランスという働き方は浸透していないんだろうなと感じることが多いです。
たぶん、仕事したい時だけやってるみたいな印象が強いのかなと…。
でも、実際フリーランスになると会社員の時より一生懸命仕事するようになる人が多いと思います。だって…自分で動いて働かなきゃ稼げないんだから…！！！！！！
収入があっても、フリーランスってだけでローンとかの審査も落ちやすくなりますしね…。
結構頑張ってるので、もう少し信用してもらいたいものです。
⑥暇だと思われる
⑤と少し似てますが…。ずっと家にいるからなのか、なんだか暇だと思われがちです。
家にいる＝休みという感覚がまだまだ強いのでしょう。コロナ禍で「リモートワーク」が増えてからは少し理解されやすくなった気もします。
家にいるからって、ずっとゴロゴロしてるわけじゃないのですよ。仕事をしてます。何なら、仕事しながら洗濯回したり、仕事の合間に家事もしています。
たしかに時間は作りやすいですが、暇ではないよ…。
⑦税金とかいろいろ不安
会社員の時は、会社がすべて手続きをしてくれましたが、フリーランスになると自分でやらなければなりません。
税金のこと、保険のこと、年金のこと。
すべて自分で手続きをしなければならないので「合ってるのかな」と不安になることがあります。税理士さんをつけると安心なのでしょうけども、なかなかのお金が必要なので私は自力で頑張っています…。
法律なんかも変わっていくので、自分なりに常に情報収集をしていかなければと思います。
確定申告は会計アプリにずいぶんと救われています。これがなかったら確定申告すらできず、私は脱税フリーランスになっていたに違いない…。
⑧不規則になりがち
何時に起きて、何時から仕事をしてもOKなので、不規則な生活になりがちです。食事の時間もバラバラになりがち。
また、はっきりとした仕事の時間が決まっていないので、夜中に仕事の対応をしてしまうことも…。
これは正直「自己管理能力」が関係してきますが、会社員よりも不規則になりやすいのは確かです。
家族がいるので、ある程度規則的な生活はできていますが、一人暮らしだったら昼夜逆転の生活になってしまっていたかもと思います。
⑨カフェで仕事は現実的ではない（なので、ずっと家）
よく広告などでも見かけますが、「カフェで仕事！」みたいなやつ…私も一時期憧れたことがあります。
でも、どうなんでしょう？実際にカフェで仕事してる方いるのかな。
私の仕事はイラストやデザインなので、そもそもノートパソコンだと仕事がしづらいというのはありますが、もしノートパソコンで仕事ができたとしてもカフェでできるかなと考えると現実的ではありません。
どんな仕事でも、ある程度セキュリティ面で注意しなければならない点はあるので、たくさんの人の目に触れる場所で仕事をするのは少し不安です。
また、カフェのフリーWi-fiを使う場合も情報漏洩などのリスクが心配です。
時々コーヒー片手にパソコンを開いている人を見かけますが、あの中に「今、しっかり仕事をしています」という人はいるのでしょうか…。
ということで、結果ずっと家にいます。（悩み①に戻る）
⑩休みがあいまいになる
土日でも仕事できるし、平日でも休めます。
それ故に、「仕事の日」と「休日」の境界線があいまいになりがちです。休みと決めていても、急ぎの対応でつい仕事をしてしまったり、仕事の日なのについサボってしまったり…。
こちらも自己管理能力が問われる問題です。気づいたら休みという休みをしばらくとってない…ということにならないよう、「休日は仕事をしない！」などとメリハリをつけるのが大事です。
休日はメールを見ないぞ！と決めていても、内容が気になってつい開いてしまうのが私です。（開いて後悔する）
自由だからこそ自己管理が大事
すべて自由にできるからこそ、悩みも「自分のせい」でもあります。
運動も、休日と仕事の切り替えも、人と会うことも、自分次第でなんとでもできることばかりです。税金の不安だって、しっかり勉強すれば不安だってありません。
なのになぜやらないのか…私がズボラ人間だからです。
毎日決まった時間に起きて、しっかり運動をして、定期的に人と会う約束を入れたり、外に出たりしていればもっと健康的なフリーランスになれるんだろうな～なんて思います。
それでも、ズボラなりに気を付けて、自分ができる範囲でいろいろと対策をしています。
自己管理ができない人はフリーランスになると大変。仕事のスケジュールもそうですが、なにより健康が心配です。
フリーランスになって、心は健康になっても身体が不健康なら悲しいですからね…。
しっかりと自己管理をして、健康なフリーランスを目指しましょう！
